ミズノのワーカー向け猛暑対策品、アスリートのクーリング効果で培ったノウハウを応用

ミズノは、屋内外の暑熱環境下で働く作業員向けに、体の冷却を目的としたワークウエアの「アイスタッチデバイスベスト」を、法人向けおよびミズノ公式オンラインで6月20日に発売する。

アイスタッチデバイスベスト

ペルチェデバイスを冷却効果の高い背中と両脇下に配置

地球温暖化にともない、夏季のスポーツシーンはとても厳しい環境になっている。そこで、ミズノは広島大学長谷川博教授との共同研究で、屋内外の暑熱環境下でプレーするアスリートのパフォーマンスを支えるため、身体部位ごとのクーリング効果を検証し、各部位を冷却した時の身体への影響の大きさを色で示した「COOLING BODY MAP」を作成した。今回発売する「アイスタッチデバイスベスト」は、スポーツで培ったノウハウである「COOLING BODY MAP」設計に基づき、電流を流すと冷却するペルチェデバイスを冷却効果の高い背中と両脇下に配置することで、効率的なクーリングが期待できるワークウエアとなっている。

ペルチェデバイスは、強・中・弱の3段階冷却モード切り替えが可能。強モードで稼働する場合、環境温度30℃、湿度60%の状態で稼働前と比較すると、1分後に冷却面の低下温度は約14.3℃になる(ミズノ調べ)。

ペルチェデバイス

また、ベスト本体の生地にはスイムキャップでも使用される伸縮性のあるメッシュ素材を採用し、ペルチェデバイスやバッテリーを取り外すことで洗濯が可能。さらに、汗臭や加齢臭の成分を中和分解する「ミズノデオドラントテープ」をニオイの気になる首元と両脇下にそれぞれ使用するなど、夏の悩みである衣服の衛生面にも対応している。

価格はオープン。

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