被害者「処罰を望まない」と証言 傷害罪に問われた暴力団員が初公判で起訴内容認める・福島県郡山市

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4月に郡山市で知人男性を車ではねたとされる暴力団員の男の初公判が開かれ男は起訴内容を認めました。

傷害の罪に問われているのは郡山市の暴力団員の冨田一幸被告(43)です。

起訴状によりますと、冨田被告は4月1日、知人男性を車ではね全治3か月のけがさせたと、されています。

福島地裁郡山支部で開かれた初公判で、冨田被告は起訴内容を認めました。

裁判では被害者が「冨田先輩とは兄弟のような関係。自分もひどいことを言った。示談しているし処罰は望まない」などと証言しました。

検察側は「悪質で再犯の可能性も高い」として懲役3年6か月を求刑し、弁護側は「被害者は処罰を望んでおらず、被告は深く反省している」として罰金刑を主張し、即日結審しました。

判決は6月17日に言い渡されます。

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