![](https://nordot-res.cloudinary.com/c_limit,w_800,f_auto,q_auto:eco/ch/images/1170683689571975483/origin_1.jpg)
出水期を前に千葉県柏市は、浸水被害を受けたことがある地域のマンホールに水位を把握できるセンサーを設置し、6月4日から水位情報の公開を始めました。
「柏市管路内水位観測システム」は2020年8月の大雨被害を受けて市が導入を決めました。
雨水管が整備されている市街地のうち、過去に大雨による内水氾濫で浸水被害が発生した柏駅前など市内27か所のマンホールに水位を把握できるセンサーを設置し、4日から水位の状況をインターネットで公開しています。
市は今後、国と連携し、市内の道路20か所にも水位計を設置して道路の冠水などを測定する実証実験も行う予定です。
こうした取り組みで内水氾濫のリスクに備えられるとして、市の担当者は、「リスクに応じて垂直避難をしたり、車を高台に避難させたりするなど 役立ててほしい」と 呼びかけています。