女子大学生らが駅で痴漢被害防止呼びかけ 「困っている人がいたら声をかけて」

女子大学生らが駅で痴漢被害防止呼びかけ 「困っている人がいたら声をかけて」

 痴漢の被害を未然に防ごうと、千葉県四街道市の駅では6月4日、地元の女子大学生たちが警察官などと一緒に注意を呼びかけました。

 JR四街道駅で行われた痴漢撲滅キャンペーンは、警察が鉄道会社などと協力して行ったもので、6月1日から15日までの「痴漢撲滅強化期間」にあわせて実施されました。

 地元、愛国学園大学の学生や警察官などあわせて約20人が参加し、学生たちは防犯のポイントなどが書かれたチラシを配りながら、「被害を受けて困っている人がいたら声をかけてあげてください」などと呼びかけました。

 警察によりますと、暑くなるこれからの時期は薄着になる機会が増えるに伴い、痴漢などの被害相談も増加する傾向があるということです。

 被害者の大半は女性だということで、警察は、女性専用車両の利用などを呼びかけています。

四街道警察署 生活安全課 松平佳朗 警部補
「痴漢と盗撮は卑劣な犯罪。痴漢の被害に遭った方は泣き寝入りすることなく、警察や近くにいる人に相談や通報をしてもらえれば、何らかのかたちで動くことができるのでお願いします」

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