米国務省は3日（現地時間）、北朝鮮の汚物風船について「疎（うと）ましい戦術だ」と糾弾し「ただちに止めよ」と求めた。
米国務省の報道官はこの日の定例会見で、北朝鮮が韓国に汚物風船を飛ばしたことについて「これは明らかに疎ましい戦術だ」とし「無責任かつ幼稚で、ただちに止めるべきだ。このような行為を糾弾する」と伝えた。
また、“中国と関係があるとみているか”という質問には「中国と関連があるとは聞いていない」と答えた。
米国防省の副報道官は先月30日の会見で、“北朝鮮の汚物風船による挑発に対抗し、米国も汚物風船を飛ばす計画はあるのか”という質問に「ない」と答えている。
米国務省の副報道官も同日の会見で「われわれはいかなるかたちの飛行物体であれ、不安定をもたらす挑発的なものだとみている」とし「日韓と緊密な対応論議を続けていく」と答えている。
北朝鮮は先月27日、失敗に終わった軍事偵察衛星の発射以降、韓国に向けて汚物風船を次々と飛ばし挑発を続けている。
