みなさんの健康に役立つ情報をお届けする「みんなで健康!」キャンペーン。最終日はウォーキングです。歩いてポイントをためる旭川市のアプリが話題を呼んでいます。
Q「どのくらい歩きます」
旭川市民)
「1000歩ぐらいは歩くかな」
手軽にできる運動「ウォーキング」。
国の調査では道民の平均歩数は男女ともに全国平均を下回っています。また旭川市のアンケート調査では、4割の市民が「週にまったく運動しない」と回答しました。そこで市が運動不足解消に始めたのがウォーキングでポイントをためる「あさひかわ健幸アプリ」です。
旭川市保健所 渡辺顕久次長)
「誰もが身近で気軽に取り組める歩くことを健康づくりのきっかけに位置付けました」。
スマホと一緒に歩くことでアプリに歩数が自動で記録されます。自分で設定した目標を達成するとポイントがたまる仕組みです。
鈴木麻友記者)
「私は4000歩に設定しているので、もう達成できました。意外と簡単にたまりますね」。
3000ポイント以上たまると景品の抽選に応募できます。50社ほどが協賛しラーメンや米などの特産品や、レストランの食事券、施設の利用券などが当たります。
アプリ使用)「1日1万歩以上は歩いている。自分の得になるものは積極的にいってますね」。
ウォーキング以外にも日々の体重や血圧の記録、健康をテーマにしたイベントの参加などでもポイントをためることができます。
旭川市保健所 渡辺顕久次長)
「健康イベントに参加するとか、検診を受診することでポイントを取得することができますのでそれぞれ自分に合った形で継続して健康づくりに取り組んでいただければなと思います」。
気軽さが魅力のウォーキングですが、皆さん、正しい歩き方、知っていますか?
本吉智彦記者)
「つかれにくいウォーキングのこつがあるということで教わってみたいと思います。よろしくお願いします」。
教えていただくのは歩くことを通じて健康づくりを目指す「札幌歩こう会」の高橋さんです。
手を頭の上で組んで伸ばしたあと、そのまま手を腰の横におろした姿勢を意識。足は「かかと」がポイントだそうです。
NPO札幌歩こう会 高橋克次理事)
「着地するときに意識してかかとから着地する」、「スピードがついてくると足がローリングしてくる、この状態が一番つかれにくい。そしてスピードが出ます」。
本吉智彦記者)
「かかとを意識して・・・」
NPO札幌歩こう会 高橋克次理事)
「ちょっとぎこちないです」。
足を前に出しすぎず、歩くスピードをあげていくとリズムがつかみやすくなるといいます。
また靴ひもの縛り方にもコツがあるといいます。かかとが靴にぴったりあたるようにして、ひもを締めます。次に足首のひもをつま先立ちにして締めると足にフィットしやすくなるそうです。
外で過ごすのが心地よいこれからの季節。ウォーキングで健康づくりに取り組んでみてはいかがでしょうか。
![](https://nordot-res.cloudinary.com/c_limit,w_800,f_auto,q_auto:eco/ch/images/1170651238527484176/origin_1.jpg)