「もうカンベンしてくれへんかな」宮迫博之、粗品への発言謝罪 今後は騒動に言及せず

元「雨上がり決死隊」でタレントの宮迫博之さん(54)が2024年6月3日、YouTubeで粗品さんとの「舌戦」について謝罪し、今後はこの騒動について言及しないと宣言した。

宮迫さんと粗品さんの「舌戦」、きっかけは粗品さんの「YouTuber、おもんないっすよね?」発言

粗品さんと宮迫さんをめぐっては、4月12日放送の「酒のツマミになる話」(フジテレビ系)で粗品さんが「YouTuber、おもんないっすよね?」と切り込んだ。

粗品さんは宮迫さんを呼び捨てにした上で、「芸人なのに『YouTuberおもろい』って言っているヤツ、めっちゃ嫌いで」として宮迫さんを批判。先輩芸人へのコメントではないと周囲の芸人に咎められるも、「先輩じゃないっすよあいつ。もう辞めてんから」「先輩ちゃうやろ。あんなもん」などと繰り返した。

これに対し、宮迫さんは4月18日公開のYouTube動画で応戦した。「何一つ怒ってはいないです」とした上で「なんですか、会社を辞めたら芸人ではなくなるんですか」と反論しつつも、「本当のことを言うと、名前を出してくれること自体がすごく感謝だし、ありがたいと思っています」などと語っていた。

一方で、5月28日に開催された人気YouTuber・ヒカルさんのバースデーイベントでは、「テレビに出てた時の俺を超えてから言え!」「『アメトーーク!』みたいな番組、作ったけ?」と粗品さんを批判した。

粗品さんは5月31日放送のラジオ番組「霜降り明星のオールナイトニッポン」で、宮迫さんのコメントに反応した。相方のせいやさんが粗品さんについて「やっぱり『アメトーーク!』みたいな番組作ってないから......」とすると、粗品さんは手を叩いて爆笑。せいやさんは「『アメトーーク!』超えろ、早よ」とした。せいやさんが「アレ、どこ? まだ闇営業みたいな場所で、まだやってる。爆笑しました。ヒカルくんもありがとう」とすると、粗品さんは「知名度ある『一般の方』2人にそんな言っていただいて」「『引っ越しおばさんに認知された』みたいな感じ」と挑発した。

「霜降りさんが色々言うても僕ももうやりませんから」

宮迫さんはヒカルさんのバースデーイベントで放った「アメトーーク!」に関する発言については、「決して『アメトーーク!』を僕が作ったなんて一言も言ってないし思ってもないですし、加地君(『アメトーーク!』のプロデューサーを務めたテレビ朝日の加地倫三氏)を始め演者を始めみんなで作った番組ですから、そういうつもりで言ったわけではないですが、ああいう場でああいそう言い方すると、そう取られても仕方がございませんので、怒られるのは仕方ないと反省しております」と謝罪し、番組プロデューサーや元相方の蛍原徹さんにも直接電話で説明したと語った。

宮迫さんは「もうカンベンしてくれへんかな。54(歳)もうしんどいわ」「負けでよろしい」「素人のおじさんと思ってくれたらそれでいいです。素人の面白い人でもええわもう。超有名な一般人なので、あまりいじめないでください」と粗品さんの「知名度ある『一般の方』2人にそんな言っていただいて」発言に皮肉で返した。

宮迫さんは「霜降りさんが色々言うても僕ももうやりませんから」と、この騒動について言及しないと宣言していた。

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