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新発田市で2014年当時20歳の女性が殺害された事件で、1審に続いて被告を無期懲役とした控訴審の判決について東京高検が上告を断念しました。
喜納尚吾被告(41)は、2014年、当時20歳の女性の車にわいせつ目的で乗り込み殺害したとして、殺人や強制わいせつ致傷の罪などに問われています。1審の新潟地裁の無期懲役の判決に対し、検察・弁護側がともに控訴。
東京高裁は5月「1審の判決に不合理な点はない」などとして無期懲役の判決を支持し、双方の控訴を棄却しました。無罪を主張していた被告本人と弁護側は5月までに上告していますが、死刑を求刑していた検察側は期限までに上告しなかったことを明らかにしました。
東京高検は、「上告理由を見いだせなかった」とコメントを出しています。