海外からも注目 フランスの公募展で入選した藍染め作品などを紹介する展覧会はじまる【徳島】

フランスの公募展で入選した藍染め作品などを紹介する展覧会が、6月4日から徳島市内で開かれています。

この展覧会は、独創的かつ革新的な「ろうけつ染め」で海外から注目を集めている徳島市の藍染め工房「青藍工房」が開きました。

会場には、藍染めと3Dの書を組み合わせた斬新な作品や、タペストリーなど約40点が展示されています。

青藍工房の創設者の橋本陽子さんが描いた「上巳の渦」は、まるで葛飾北斎の浮世絵を思い起こさせるような作品で、2022年にパリで開かれた世界で最も古い公募展「ル・サロン」で入選しました。

この日はトークセッションも行われ、橋本さんの娘で青藍工房の代表をつとめるジャストシステムの創業者・浮川初子さんらが、日本の美学について語り合いました。

この展覧会は6月9日まで、徳島市の県立文学書道館で開かれています。

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