【山口天気 夕刊6/4】あす5日(水)朝は気温1桁の所も 昼間は日ざしとともに「夏日」多数 週末は梅雨前線北上の兆し

●あす5日(水)朝はグッと冷え込み、山間部は最低気温が10度を下回る所も。寝冷えに注意!

●あす5日(水)朝が今週の寒さの底で、その後は気温はじわじわ上昇傾向。一方で梅雨前線も週末は北上の兆し。

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6月に入って衣替えを行ったのに、半袖では少し肌寒い…と感じることが県内は多くなっています。日本列島には、北からの冷たい空気が落ち込んでくるような空気の流れになっているからで、その冷たい空気に押さえられ、梅雨前線は南西諸島の南まで押し下げられています。

この冷たい空気が流れ込む状態で今夜、よく晴れて放射冷却の影響も強まることで、あす5日(水)朝にかけては一段と冷え込みそうです。内陸、山間部ほど、青色で示す気温が10度を下回る所もある見込みです。今夜は寝冷えなどに十分注意を。毛布などもしっかり体にかけて体調を崩さないよう気を付けましょう。

この季節後戻りのヒンヤリ空気は、あす5日(水)朝が今週の底と見込んでいます。昼間は気温25度以上の夏日となる所が多くなる見込みです。

空模様は、安定した晴天が続きます。たっぷりの日差しの下では、強い紫外線への対策も入念に行うとともに、朝と昼との寒暖差に対応しやすい服装選びも心がけて過ごしましょう。

今週後半は、じわりじわり、朝も昼も気温は上昇傾向となり、昼間は暑さを感じることも増えていきそうですが、その分、北からの冷たい空気に押さえつけられていた梅雨前線がじわじわ北上してくることで、今週末、日曜日頃は、雨の季節を実感する、ぐずつく天気も見込んでいます。

この先、土曜日頃まで晴れたり曇ったりの日々が続きますが、少しずつ、昼間はムシムシ、ジメジメした暑さが増していきそうです。日曜日は前線北上により、一時雨となる所が多く、来週初めもスッキリしない天気。梅雨前線が、そのまま西日本に定着するようなら、ここでのぐずつく天気が、県内での梅雨入り発表のタイミングとなる可能性があります。

(KRY山口放送 気象予報士 山本昇治)

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