KDDI、プラスチックの台紙を半分にしたSIMカードを導入

KDDIは6月3日に、CO2排出量の削減を目指して台紙を半分のサイズにしたSIMカードを導入した。

従来のSIMカード(左)と、新たに導入された台紙を半分のサイズにしたSIMカード

携帯業界最少のプラスチック使用量に

今回導入された台紙を半分のサイズにしたSIMカードは、プラスチックの台紙部分を半分のサイズに縮小することで、プラスチックの使用量を55%削減するとともに、製造過程でのCO2排出量を約30%削減できる。

さらに、コンパクトな設計によって一度に輸送可能な枚数を増やせるため、輸送時におけるCO2排出量も削減される。

世界的に環境意識が高まる中、このような取り組みはヨーロッパが先行しており、日本では今回導入されたSIMカードが携帯業界最少のプラスチック使用量になる。

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