三条市で恒例の『火渡り祭』無病息災を願う人々が熱い炭を踏みしめ【新潟・三条市】

無病息災などを願う「火渡り祭」

三条市の寺で、熱い炭の上を歩いて無病息災などを願う恒例の「火渡り祭」が行われました。

三条市宝積院の「不動講・火渡り祭」。家内安全や無病息災を願う恒例の神事です。山伏たちが、弓や刀で場を清めたのち護摩壇に点火。大きな炎が上がって白い煙が立ち込めます。

「湯加持」と呼ばれる荒行は、熱い湯を浴びて体を清めるもので、湯がかかった参拝者はその熱さに声を上げていました。

最後は、護摩壇の火が燃えたあとのまだ熱い炭の上を素足で歩く「火渡り」。修検者に続いて、一般の参拝者も参加します。

■見附市から
「(男の子泣きながら)熱かったのぉ!(父親)また今年がやってきたんだなという感じで楽しかったです。」
■燕市から
「この子と上の子が空手をやっているので、大会で優勝できるように(願った)。」

子どもから大人まで、老若男女がそれぞれの願いを込めて荒行に挑んでいました。

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