北海道警が盗難被害届を誤送信 ファクスで、個人情報記載

 北海道警千歳署が先月、投資詐欺事件の広報文を記者クラブにファクスする際、誤って関係ない盗難事案の被害届も一緒に送っていたことが4日、署への取材で分かった。被害者氏名など個人情報が含まれており、署は原因を調査している。被害者に謝罪したかどうかは明らかにしていない。

 署によると、5月31日、広報文を送る際、自転車の盗難被害届も一緒に送信された。被害者の氏名や住所、電話番号などが書かれ、ファクスは記者クラブを通じて加盟各社に送信された。

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