アニメ『怪獣8号』初任務を終え、カフカが念願の…仲間たちとの絆(きずな)にSNS「泣いてしまった」「めっちゃいい仲間やな〜」

アニメ『怪獣8号』の第8話「防衛隊へようこそ」が6月1日に放送された。レノたちを謎の人型怪獣から救うため、怪獣8号へと変身したカフカ。人型怪獣を退けることが出来た矢先、副隊長の保科と相対することに。保科の猛攻に苦戦しつつも、反撃して傷つけることを恐れ、カフカは戦闘を躊躇(ちゅうちょ)する。

(以下、アニメ最新話までのネタバレを含みます)

◆怪獣8号vs保科副隊長の結末は…

「8号は僕が討伐する」と怪獣8号におそいかかる保科。保科の攻撃は怪獣8号になったカフカでさえ追いつかないほど素早いものだった。かといって、怪獣8号の体で本気で反撃すると今度は保科の命が危ない。カフカは考え抜いた末、とにかく必死で逃げることを選択するが、保科に追いつかれてしまう。保科は怪獣8号の急所に刀を貫き、勝利を確信したが、カフカはそれをギリギリで読み切り、保科の刀を真っ二つにすると、その隙に逃亡した。SNS上では「保科副隊長万歳」「副隊長の元で戦いたいっ!!」「よく動く近距離戦バトルでテンション上がる」と保科の強さと人気がうかがえる声が多く上がっていた。

保科との激戦を終えたカフカはキコルの元に戻る。カフカはレノと伊春の心配をするが「そんなことより自分の心配しなさい!隊員に見つかった上、保科副隊長と接触したのよ!」としかり飛ばされる。

一方、怪獣8号を仕留め損ない、落ち込む保科。ミナに怪獣8号について聞かれた保科は「見境なく人を襲うタイプではなさそう」と話すと、戦いの中で覚えた違和感に気付く。自分を殺さず、武器を砕いて逃亡した行動を“怪獣ではなく人間と戦っているような”と考えていた。その頃、レノと伊春を襲った人型怪獣は、通りがかりの男性を襲い、車を奪い逃亡。その人型怪獣は「怪獣9号」と名付けられることになった。

◆カフカ、ついに正隊員昇格!その裏で新しい怪獣の影も…

こうして初任務を終えた彼らは、怪我から戻ったレノと伊春の復帰祝いも兼ねた慰労会を開催することに。
カフカが幹事を任せたハルイチは対怪獣兵器の最大手で防衛隊のスーツも作っている“出雲テックス”の御曹司ということもあり、高級肉などの豪華な料理が並ぶ。こうして始まった慰労会は和気あいあいとした雰囲気で進む…と思いきや、あちこちで任務についての大ゲンカがスタート。レノはその様子を見ながら「俺だけじゃない。みんな強くなりたいんだ」とつぶやく。

さらに、会の終盤にサプライズが。初任務で怪獣の増殖器官に気付き、被害が大幅に抑えられたことが評価され、カフカが候補生から正式に正隊員へ昇格することが決定したのだ。大喜びでカフカを胴上げする仲間の姿を見て、新人隊員の葵は「出来れば一人も欠けて欲しくない」とつぶやくのだった。

後日、隊長のミナから正式に正隊員に任命されたカフカ。ミナから「私の隣で戦うには、まだまだ程遠いぞ」と声を掛けられたカフカは、小さい頃の約束を覚えていたことに感激する。ミナいわく、カフカを正隊員に昇格するよう推したのは保科だったという。

SNS上では「みんなに祝われるシーンで泣いてしまった」「正隊員昇格おめでとう」「みんな大喜び!めっちゃいい仲間やな〜」と、カフカの昇格を祝う声が上がった。

そんなある日の深夜、カフカがトレーニングルームをのぞくと、保科が鬼気迫る表情で怪獣8号を倒すためのイメージトレーニングを行っていた。カフカに気付いた保科は「次遭遇したら一発でぶった斬れるようにな」と怪獣8号討伐に燃える思いを語り、カフカをびびらせる。しかし、保科が怪獣8号討伐に燃える根底には、「あれは普通の隊員の手には負えん」「せやから僕がやらなあかん」という、後輩隊員を守ろうとする思いがあった。

それを知ったカフカは保科の思いに感激し「戦力になれるよう頑張ります」と活躍を誓うが、保科から「1%のやつが戦力になるなんて思ってへんわ!」とつっこまれる。
しかし、そんなほほえましいやり取りの裏で、また新たな怪獣が現れようとしていた。

『怪獣8号』の第9話は6月8日(土)、テレビ東京系列ほかにて放送予定。

画像提供:© 防衛隊第3部隊 ©松本直也/集英社

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