【SNS型ロマンス詐欺】被害額4000万円…SNS通じて「女性」に仮想通貨のトレード誘われ【新潟】

SNS型ロマンス詐欺 またも高額被害 

上越市の男性が、SNSで知り合った外国籍の女と名乗る人物に仮想通貨の投資の話を持ちかけられ、約4000万円をだまし取られたことがわかりました。

警察によりますと、男性(30代)は2023年12月中旬ごろに携帯電話のショートメッセージを通じて「外国籍の女」という人物知り合い、やり取りを重ねたといいます。その後、「女」から「仮想通貨のトレードで多くの利益を得ている。一緒に投資をしよう。」と誘われました。

男性は言われるがまま、2024年1月初旬から3月下旬までに指定された口座に、19回にわたって合計約3800万円と時価約240万円の暗号資産を振り込みだまし取られました。男性は、現金8万円を口座に振り込まれたことから女を信用したといいます。これは信用させるための「見せ金」とみられています。

その後、投資の利益を引き出そうとしたところ15万ドルを請求され、不審に思い、知人や弁護士に相談し、被害が発覚しました。警察は、SNSを通じて恋愛感情を利用し金銭をだましとる、いわゆるSNS型ロマンス詐欺とみて調べを進めていて、同様の手口の高額被害が相次いでいることから注意を呼びかけています。

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