柔道斉藤立「何が何でも勝つ」 五輪親子金へ意気込み

練習する柔道男子100キロ超級の斉藤立=東京都多摩市の国士舘大

 柔道男子100キロ超級でパリ五輪代表内定の斉藤立(JESグループ)が4日、東京都多摩市の国士舘大での練習を報道陣に公開し「覚悟は決まっている。何が何でも勝ちにいく執念を見せる」と初めて挑む大舞台へ意気込みを語った。

 22歳の斉藤は今春に国士舘大を卒業。実業団に進んだ後も母校を拠点としている。この日は午前に陸上トレーニング、午後に柔道の練習をこなし、精力的に追い込んだ。

 父は五輪2連覇の故斉藤仁さんで、親子金メダルの実現へ大きな注目が集まる。「父が望むのも、自分が望むのも金メダル。いろんな人の思いを背負っており、譲ることはできない」と力強く決意を述べた。

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