土浦の風俗店を一斉摘発 茨城県警 悪質客引き、組織売春か

茨城県警察本部=水戸市笠原町

土浦、行方など茨城県警5署と県警生活環境課、県警組織犯罪対策1課などは4日、同県土浦市桜町2丁目の風俗無料案内所と性風俗店4店を一斉摘発し、県迷惑防止条例違反(客引き)や売春防止法違反(場所提供業)の疑いで、案内所の経営者や風俗店従業員ら計6人を逮捕した。県警は6人の認否を明らかにしていない。

逮捕されたのは、案内所経営の同市、男(47)、店舗型性風俗店従業員で埼玉県新座市、男(51)ら風俗店の従業員5人。

摘発を受けた性風俗店4店舗は同じグループで、案内所はグループ店に客を誘導していた。県警は案内所で悪質な客引きが常態化し、組織的な売春があったとみて調べる。

案内所経営の男の逮捕容疑は昨年7月ごろから今年1月ごろまでの間、従業員に客引きさせた疑い。風俗店従業員の男ら5人は今月4日、女性従業員が売春する際、個室を提供した疑い。

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