光市沖に防府市の漁業者男性遺体 誤って海に転落か

 4日午前10時35分ごろ、山口県光市牛島の西約8キロの海上で、県漁協野島支所(防府市)所属の漁船海宝丸(4・8トン)の70代の漁業者男性=同市=が、漁船の網に絡まった状態で浮いているのが見つかった。男性は救助されたが、約1時間後に死亡が確認された。船体に損傷は認められず、徳山海上保安部は、男性が誤って海に転落した可能性があるとみている。

 同支所から「所属漁船が帰ってこない」と同保安部に通報があり、巡視艇や支所の漁船が付近を捜索していた。

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