【西武】Mr.ライオンズ・栗山巧 逆転打となる史上15人目400二塁打「抜けてくれてよかった」

大きなチャンスの場面で節目の記録を達成した西武・栗山巧

「ミスター・ライオンズ」栗山巧外野手(40)が4日のヤクルト戦(神宮)でプロ野球史上15人目となる400二塁打をシビれる場面で達成した。

場面は6回までヤクルト先発・吉村の前に無安打に抑えられていた西武が外崎の2号同点弾で1ー1の同点に追いついて、なお、二死二塁と逆転機の7回だった。

ここで、この日一軍に4月21日以来の再昇格を果たした栗山が代打で登場。ライオンズ打線がキリキリ舞いしていた右腕の決め球・フォークボールにコンタクトし打球は中堅・西川の頭上を越えていく通算2124安打目の逆転適時二塁打となった。

技ありの一打に、栗山は「打ったのはフォークです。なかなか点が入らない苦しい展開でしたけども、みんながつないでくれたチャンスだったので、臆することなくスイングしました。抜けてくれてよかったです」と打席を振り返った。

これが同時にNPB史上15人目となる通算400二塁打となり、節目の記録を〝ミスター・レオ〟がチームを救う逆転打で達成した。

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