ついに最終回! 「Destiny」に石原さとみが万感の思いを明かす「奏と真樹として共に生きることができたこと、心から感謝しています」

テレビ朝日系にて放送中の連続ドラマ「Destiny」(火曜午後9:00)が本日6月4日についに運命の最終回を迎える。それを受け、本日テレビ朝日本社にて取材会が行われ、主演の石原さとみが出席した。

「Destiny」は、横浜地検中央支部の検事になった西村奏(石原)が大学時代の恋人・野木真樹(亀梨和也)と12年ぶりに再会したのを機に、封印してきた青春時代の“事件”がよみがえり、2人が20年におよぶ運命の波に翻弄(ほんろう)されていく。3年ぶりの連ドラ復帰となる石原をはじめ、亀梨、安藤政信宮澤エマ矢本悠馬田中みな実高畑淳子佐々木蔵之介仲村トオルら豪華実力派キャスト陣が集結。毎回、各配信プラットフォームのトップを独占するなど、話題沸騰中の大人のサスペンス×ラブストーリーだ。

冒頭、石原は「今日最終回ですよね? 9時からなんですけど、今何時ですか? 人生で初めてなので、本当に記者の皆さんのタイピングの早さ(笑)。本当にありがとうございます」と笑顔を見せ、会場を沸かせた。

最終回を迎えるにあたり、石原は「全9話というのもありますが、あっという間に終わっちゃったなと。撮影期間がすごく凝縮した作品だったので、やっとこの最終回をお届けできると思うとうれしいです」とコメント。

本作の反響について聞かれると「ビックリするぐらい反響をいただきました」と笑顔。「海外旅行に行っている友達も配信で見てくれていて。配信の力というのをすごく感じました」と明かした。

また、クランクアップ時のコメントで「心が折れそうになったこともあった」と語っていた石原。そのことについて改めて聞かれると「想像以上にスケジュールが大変で。育児との兼ね合いで現場にもご迷惑をおかけしてしまったのですが、亀梨さんに『このシーンは時間がたってから撮りたかったから逆に良かったよ』と言っていただいて、本当に励まされましたし、ありがたいと思いました」と、亀梨の気遣いに心からの感謝を述べた。

亀梨のほかにも、母親役を務めた石田ひかりにも「本当に頑張ってるね。偉いねと励ましてくださって。メイク中なのに泣けてきちゃって『お母さん!』って(笑)。すごくこの作品で良い出会いがあったなと。すごく頼らせていただきました」と、現場でも母娘のような良い関係を築きながら撮影を行い、助けられたことを明かした。

取材会では亀梨から直筆の手紙が届くサプライズもあり、亀梨から「いよいよ最終回ですね。みんなで作り上げた作品を、多くの方に楽しんでいただけていること、本当にうれしいですね。久しぶりの連続ドラマの撮影で、石原さん自身これまでと環境が違う中、大変な部分もあったと思いますが、作品にかける熱量、思い、座長としてのたたずまいに刺激をいただきながら、奏と真樹として共に生きることができたこと、心から感謝しています。ありがとう、大切にします。本当にお疲れさまでした。ステキな最終回の放送になりますように。亀梨和也より」と言葉が寄せられると、内容をじっくりとかみ締めた感激する一幕もあった。

さらに、直筆で書かれたものだと司会から伝えられると、「こういう字を書かれるんですね、字もかっこいいですね(笑)。最終回にこんなサプライズをいただけてうれしいです」と晴れやかな表情を見せた。

最後に石原は「今いろいろとインタビューを受け、改めて最終回になってしまうのが寂しいです。皆さんの感想やリアクションがうれしく、本当に撮影を頑張ってよかったです。最終回自体は本当に内容が詰まっています。20年間の事件の真相や、真樹と奏の2人の決断、仲村トオルさん演じる野木浩一郎とのバトルなど。さまざまなことが凝縮された最終回なので見てくださったらうれしいです。そして、すべての伏線が回収されるので、配信で改めて振り返って見ていただけると、より楽しんでいただけると思います」と視聴者にメッセージを送り、会見を締めくくった。

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