マドンナ 自身の伝記映画に再着手 『ボヘミアン-』『ロケットマン』意識、ヒットを確信

マドンナが自らの伝記映画製作に再び着手しているようだ。音楽界でのキャリア40周年を記念した「セレブレーション・ツアー」のため、昨年保留にしていたその映画だが、ユニバーサル・ピクチャーズと共にこの夏にも脚本を完成させるつもりだという。

人気ドラマ『オザークへようこそ』でおなじみのジュリア・ガーナーがマドンナ役を演じる予定で、役作りのため去年から極秘に歌とダンスのレッスンを受けていると言われている。

ハリウッドの業界関係者の1人がザ・サン紙のビザー欄に対してこう語った。「マドンナはツアーが終わったばかりですが、頭はすでに自身の伝記映画製作という夢を実現させる次のプロジェクトに向いています」「ジュリアが主演女優ということは変わらず、ここ1年ほど連絡を取り続けアイデアを話し合ってきました。2人は魔法のようなものを作り出そうとしていますよ」

また、マドンナは、フレデイ・マーキュリーとエルトン・ジョンの伝記映画、『ボヘミアン・ラプソディ』と『ロケットマン』それぞれの大ヒットを受け、自身の半生を描いた映画がファンに受けると確信しているとして、「マドンナはクイーンの『ボヘミアン・ラプソディ』とエルトン・ジョンの『ロケットマン』伝記映画が自分のための道を切り開いてくれたと感じています」「さらにユニークでよりドラマチックな作品にしようとしているんです」「この作品を形作るため、ユニバーサル・ピクチャーズと共に数々のミーティングが設けられています」「ほかの出演者のキャスティングや撮影のアレンジや脚本の完成など、たくさんやることはありますが、1年以内には撮影開始できることを願っているところです」とその関係者は続けた。

マドンナは自身のストーリーを的確に伝えるため、自ら監督と製作を兼任する予定となっている。「私は類まれな人生を送ってきたから、類まれな映画を作る必要がある」「それに先制攻撃でもあるの。なぜなら多くの人が私についての映画を作ろうとしてきた。そのほとんどが女性軽視の男性だった」「だから私が断固として『私以外の人に私のストーリーは語らせない』って態度を示したの」とマドンナは語っていた。

(BANG Media International/よろず~ニュース)

© 株式会社神戸新聞社