訴えは理性的に表現を 靖国下品動画で中国外務省

 3日の中国外務省サイトによると、同省の毛寧・報道官は同日の定例記者会見で中国のインフルエンサーが週末、東京の靖国神社の門のところで自ら撮影した下品な動画をソーシャルメディアに投稿したことに関し、中国公民の海外での振る舞いについて外務省はどのような立場を取っているかとの質問に次のように述べた。

 関係の報道に留意している。強調しなければならない点は、靖国神社は日本軍国主義者による対外侵略戦争の精神的手段、象徴で、日本は侵略の歴史を確実に直視し、反省して、約束を守り、実際の行動でアジアの隣国と国際社会の信頼を得なければならないということだ。同時に在外中国公民は現地の法律・法規を順守し、訴えを理性的に表現するようあらためて注意喚起したい。〔東京6月3日発中国通信〕

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