速やかな検挙のために 県警・通信指令技能競技会

事件発生後、犯人の迅速な検挙に欠かせない技能の向上を目指す競技会が、彦根警察署で行なわれました。

彦根警察署で実施されたのは「通信指令技能競技会」事件が起きた際、警察署の通信係と現場の警察官が連絡を取り合い、犯人を検挙するまでのやり取りの的確性などを競います。4日は日頃、交番に勤務する署員6人が参加し、2人1組で通信係と現場担当に分かれ、「ひったくり事件の犯人が逃走中」との想定で競技に挑みました。

緊迫した状態での被害者からの聞き取りは速やかな犯人確保に欠かせない技能で、聞き取り内容や手順などが採点されていきました。警察官の技能向上を目指すこうした競技会は県内の各警察署でも実施されているということです。

© びわ湖放送