「あの日 偶然そこにいて」皇太子さま・雅子さまご結婚パレードに参加した人物を探偵さながらに追跡調査!

NHK総合では、6月12日に、おぎやはぎ小木博明矢作兼)がMCを務める特別番組「あの日 偶然そこにいて『~皇太子さま・雅子さまご結婚(1993)~』」(午後7:57)を放送する。

時代を象徴する“あの日の映像”に偶然映り込んだ人をわずかな手掛かりから全力で探し出し、その後のドラマチックな“人生”をたどっていく「あの日 偶然そこにいて」。今回のテーマは、1993年6月9日「皇太子さま・雅子さまご結婚」。今から31年前に日本中が熱狂したあの日、沿道のパレードには20万人もの人が詰めかけてた。その中から、ほんの少しの手掛かりをもとに、気になる人物を徹底捜索する。

オフィス街でインタビューに答えていた女性たちや、沿道で「徹夜で描いた似顔絵」を持って熱い声援を送っていた3人組の学生。さらには、日本各地の狂騒曲で取り上げられたあの人たちは、どんな人生を送り、いま何をしているのか追跡。取材班の調査期間は約70日。名前も知らない人たちのその後の姿を、徹底した電話取材や地道な現地取材で追跡すると、思いもよらない劇的人生があった。

ある人はまさかのタレントになり、ある人は病気と闘い、ある人は海外へ飛び出し、なんと当時皇太子だった天皇陛下と偶然お会いしていた。NHKの豊富なアーカイブスを出発点として、探偵さながらの徹底取材で人物を探し出し、“偶然”が織りなす驚きと感動に満ちた人生に迫っていく。また、取材班が本人を探す手法や苦労も見どころとなる。スタジオゲストとして、キムラ緑子、ヒコロヒーが登場。杉本るみがナレーションを担当する。

収録を終えた小木は、「『あの日』の偶然が2個、3個とつながって、リンクして真実につながる面白さがすごく新鮮な番組でした。ぼくもディレクターたちの探索会議に出席したかったです(笑)。探し方も、足でかせぐだけでなく、ITまで使ったりして、期待感がすごくありました」、矢作も、「僕は、その人がどういう人生なのかを見ていくことが好きで、とっても好みの番組です。さらに『本当に見つかるのか』を推理していくことが、とにかく楽しい。まぁ、ディレクターは大変なんだろうけど(笑)。あれも探して、 これも探してみて! とさらなる無理難題を押し付けたくなる番組でした」とそれぞれ魅力的な番組であることを伝えている。

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