守山市で小学生が古代米「赤米」の 田植えを体験

守山市で4日、小学生たちが地域のボランティアの人たちと一緒に古代米の一種「赤米」の田植えを体験しました。

田植え体験は、守山市の下之郷遺跡にある赤米学習田で行われ、市内の吉身小学校の5年生の児童らおよそ80人が参加しました。この取り組みは、下之郷遺跡から出土した弥生時代の古代米について子どもたちに学んでほしいと、市の教育委員会と地域ボランティア「下之郷じいちゃんズ」が1998年から行っているものです。

今回植えたのは、いずれも赤米の3つの品種、「岡山」「対馬」「種子島」です。児童らは、下之郷じぃちゃんズから、「一本ずつ、きれいに並ぶように注意して」などと指導を受けながら苗を植えていました。4日植えられた赤米は、10月に刈り取られ、給食で子供たちに出される予定です。

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