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認定こども園一関幼稚園(千田智明園長、園児144人)の2024年度幼年消防クラブ入会式は4日、一関市字釣山の同園で行われ、入会した年長児37人がクラブ員の法被をまとい防火への決意を誓った。
式では千田園長が「火は冬のストーブ、夏は花火などで楽しく使いますが、悪い使い方をするとおうちが焼けてしまいます」、市消防本部一関西消防署の原田幸司署長は「火事になったらすぐ逃げられるようにお父さん、お母さんと練習してください」とあいさつ。父母会の代表4人は、火事が起きた場合に取るべき行動をクイズ形式で教えた。
園児たちは右手を挙げて「毎月7日は防火の日、毎日夜9時防火の時間、僕たち、私たち火遊びしません」と大きな声で約束し、全員で「火の用心のうた」を合唱。式後には全員に入会記念の文房具や、幼年消防クラブのマークが入ったポケットティッシュが贈られた。
同クラブは1988年設立。園内での避難訓練をはじめとする火災予防学習や幼年消防大会への参加など30年余りにわたる活動が認められ、2020年度に市消防本部から優良自主防災団体表彰を受けている。