タイ客受け入れ 情報発信も強化 西和賀町観光協総会

 西和賀町観光協会は4日、2024年度総会を同町の湯田農業トレーニングセンターで開いた。今年度事業計画を決め、インバウンド(訪日外国人旅行者)の呼び込みや西和賀の観光情報発信の強化に努めていくことを確認した。

 約20人が出席。高鷹政明会長は「インバウンドの誘致が観光地の大きな課題となっている。海外の観光客を呼び込めるようさまざまな施策を展開していきたい」とあいさつした。

 事業計画によると、今年度は▽情報発信強化▽JRとの連携強化▽錦秋湖の観光利用促進▽協会業務の整理と再構築▽他市町村や旅行関連企業と連携した商材構築―などに力を入れる。

 インバウンドではタイからの観光客受け入れを目指す。10月にタイのテレビ局が同町を取材する予定で、同協会は勉強会を開き、受け入れ態勢の充実を図る。

© 岩手日日新聞社