移動サービス「九州マース」8月開始 訪日客向け全域パス検討

九州MaaSのロゴマークをお披露目しサービス開始をPRする河野知事(写真右から4人目)ら=4日午前、熊本市中央区

 スマートフォンアプリを利用した次世代移動サービス・九州MaaS(マース)について、本県を含む九州7県や交通事業者などでつくる「九州MaaS協議会」(会長・倉富純男九州経済連合会会長)は4日、サービスを8月1日から開始すると発表した。官民連携の広域マースは国内初。事業者が県境や業種の垣根を越えた電子チケットの販売を行うほか、インバウンド(訪日客)向け広域周遊チケットも検討。公共交通の利用拡大や経済活性化を目指す。

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