古川雄大と京本大我がX JAPANナンバーで高音対決!?ミュージカル『モーツァルト!』製作発表で明かしたプライベートカラオケ

古川雄大さんと京本大我(SixTONES)さんが、主演ミュージカルへの意気込みを語りました。

【写真8枚】念願のヴォルフガング役に歓喜の京本大我と余裕の笑みの古川雄大

ミュージカル「モーツァルト!」の製作発表記者会見が6月4日に都内で行われ、主人公のヴォルフガング・モーツァルトをWキャストで演じる古川さんと京本さんが出席しました。

本作は、「才能が宿るのは肉体なのか?魂なのか?」をテーマに、高い音楽性と重厚感にあふれた作劇で“人間モーツァルト”35年の生涯に迫った作品。

約3年ぶりの上演で、タイトルロールであるヴォルフガングを演じるのは、2018年より同役を務め、今回が3シーズン目となる古川さん。

そして、『エリザベート』や『NEWSIES』などミュージカル界で着実にキャリアを積んでいる京本さんが満を持して帝劇初主演。もう一人のヴォルフガングを演じます。

古川雄大 京本大我は「最高のヴォルフガングを作ってくれる」

登壇した古川さんと京本さんは、壇上に設置された赤い幕を自らアンヴェールし、本作のキービジュアルを公開。

古川さんは「すごい迫力ですね。こんなにヴォルフガングが前面に出ているビジュアルは、いまだかつてなかったのではないでしょうか」と驚き、「圧倒されるぐらい素敵なビジュアルなので公演が楽しみ」と満面の笑み。

京本さんは「ずっと憧れていた作品に出演できると思ってもいなかったので、改めてキービジュアルを見ると圧倒されますし、感動です。何より、雄大くんとご一緒できることが感慨深い」と喜びをにじませました。

その後、着席した古川さんは「これまでいろいろなミュージカルをやらせていただきましたが、『モーツァルト!』は大好きな作品のひとつ。世界観や楽曲はもちろん、ヴォルフガングの一生を描いた物語に役者として、やりがいを感じています」と挨拶。

「初めて参加させていただいたときはとにかくあがいて、何とかやりきったヴォルフガングで、2回目は技術的にも少し余裕が出てきて、自分の中で掴んだものがあったんですけど、いろいろな関係者の方から『初演のほうがよかったよ』と声をいただき、僕が掴んだものは何だったんだろう、お芝居って難しいなと思っていました」と初演と2シーズン目を回想。

そして、「今回は自分で課題を与え、攻めるポイントをたくさん作って追い込みながら、その姿がヴォルフガングに反映されたらいいなと。3回目にして自身のベストなヴォルフガングが作れるように頑張りたい」と意気込みを。

さらに「今回、歴代5人目(*)のヴォルフガングとして大我くんが参加します。長く上演されている作品なのにまだ5人目というのは、多分、僕を含め先輩方が席を譲らなかったからだと思うんですけど(笑)、それだけ魅力のある役柄」と説明。

*過去にヴォルフガングを演じた俳優は中川晃教さん、井上芳雄さん、山崎育三郎さん、古川雄大さん。京本さんが5人目となります。

「大我くんとは『エリザベート』でルドルフをWキャストで演じたり、トートとルドルフとして共演したりで、彼の魅力をわかっているので、きっと最高のヴォルフガングを作ってくれるんじゃないかな」と京本さんへ期待を寄せました。

京本大我 古川雄大は「理想的な男性」

京本さんは「約10年前に、『エリザベート』という作品で初めてミュージカルに挑戦させていただき、難しさや過酷さを知ると同時に、面白さや奥深さを感じました」と回想。

続けて「もっといろんな作品を勉強したいと思ったときに出合ったのが、この『モーツァルト!』という作品。いつかヴォルフガングが務められるようにと大きな夢を胸の奥で抱いていて、こうして20代ラストの年に挑戦の機会をいただけたことを光栄に思う」とコメント。

さらに「『エリザベート』でともにルドルフを演じた雄大くんとご一緒できるということですごく心強いですし、僕にとって雄大くんはお兄ちゃんみたいな方なので、ちょっとは大人らしくなったところを見せたいなと思いつつ、自分らしいヴォルフガングをつくり上げていけたら」と力を込めました。

互いにリスペクトしているところを聞かれると、古川さんは「芸能界で美しい人やカッコいい人をたくさん見てきましたが、彼は特に美しい。だけど、その美しい容姿の裏ではすごく努力していてストイック。この見た目があったらもっと調子にのってもいいと思うんですけど(笑)、それだけじゃない彼の努力を尊敬しています」と返答。

京本さんは「僕もまったく同じ気持ちです。雄大くんのお芝居ってすごく繊細で、細かいところまでこだわって突きつめている印象で、その中に男らしさも兼ね備えていて、理想的な男性」と表現。

その一方で「ほんわかしているところも魅力で、10年前に初めてお話したとき、いきなり『チョコレート食べる?』と声をかけてくれて、緊張が和らぎました。観察していても楽しいし、素敵な先輩」と相思相愛ぶりをのぞかせました。

『エリザベート』地方公演で古川雄大と京本大我が対決!?

その後の囲み取材で、「古川さんに聞いてみたいことは?」と問われた京本さんは「雄大くんのヴォルフガングは美しいし、芯の強さもあるし、たくさんあります」といいつつ、「決して真似をするわけではなく、素敵なところは勉強させてもらいながら」とスマイル。

そして、「『エリザベート』のときは地方公演中、一緒にカラオケに行って、X JAPANの曲を地声で歌わなきゃいけないという『高音対決ゲーム』をしていて、そんなことは今回できず、さらに本番が始まってしまうと(同じ役柄で)会えないんですけど、裏で楽しくできたら」とかつてのプライベート秘話を披露。

意外過ぎるエピソードに、古川さんも「懐かしいね」と笑顔を向けました。

© 株式会社フジテレビジョン