茨城県副知事 岩下氏起用へ 国交省課長

茨城県庁=水戸市笠原町

横山征成茨城県副知事(54)の後任に、国土交通省不動産・建設経済局建設業課長の岩下泰善氏(51)が起用される方針であることが4日、分かった。同日開会した県議会第2回定例会で、大井川和彦知事が7日に追加提案する予定。

岩下氏は慶応大法学部卒。1996年に建設省(現国交省)に入省し、国交省入札制度企画指導室長や同住宅企画官、国交大臣官房秘書室(国交大臣秘書官事務取扱)、同住宅総合整備課長などを経て、2022年7月から現職。

横山氏も国交省出身。任期を2年残して退任した前副知事の小善真司氏の後任として、22年7月に起用された。横山氏の任期は26年6月30日までの4年だが、これまでの慣例通り、2年での交代となる。

© 株式会社茨城新聞社