「わざと汚すとか悪魔です。トイレを貸したくありません」コンビニ店員が語るトイレの惨状

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コンビニのトイレは従業員の日々の清掃により清潔が維持されている。ところが、客のなかには意図的にトイレを汚す不届き者もおり、働く人は苦労が絶えないようだ。コンビニ勤務の40代後半の女性(広島県)は、

「やはり汚されます。嫌がらせですね。例えば、便座裏に便がびっしり、便器の外にも便がびっしり。いやいや、あなたの服や身体にも付いてるハズですよね!?と、突っ込みたくなるような場所にも付いてます」

と驚愕のエピソードを明かす。(文:福岡ちはや)

「便座にも尿、床にも大量の尿」

女性が勤務するコンビニでは、オーナーの意向により1日4回のトイレ掃除が徹底されているとのこと。

しかし、これだけ頻繁に掃除してもトイレはすぐに汚されてしまう。特に、夜勤担当が掃除を疎かにするため「朝イチでのトイレ掃除は最悪」だという。女性は「小便器もあるのですが、小便器で何されました!?と疑いたくなる光景も。下痢とかされます」と客のマナーの悪さに辟易する。

「ここ最近で一番腹が立ったのは、私が共用トイレを掃除していると、若いスーツを着た男性がトイレを使いたそうだったので『どうぞー!』とトイレ使用を案内して、その間女子トイレを掃除。その男性がトイレを出たあと共用トイレに入ると、なんと掃除をしてきれいだった便器や床がおしっこまみれでした。便座にも尿、床にも大量の尿。イチモツを左右に揺らしながら用を足したのでしょう」

女性はすぐにトイレを使用した男性を探したが見つからず、「やはりそういう客。何も買わずに退店していました」「トイレ掃除をしているとわかっているのにわざとまた汚すとか、人間じゃないですね」と悔しさをにじませた。また、女性はいろいろなコンビニの勤務経験者から、

「そういう輩は、その汚したトイレをこちらが掃除しているのを遠くからニヤニヤしながら見るのがいいらしい」

と聞いたそうで、「変態です。わざと汚すとか悪魔です。トイレを貸したくありません」と憤る。しかし皮肉にも、女性がトイレをきれいにするほど招かれざる客はやって来てしまう。

「うちのコンビニはトイレがいつもきれいなので、トイレだけを利用しにしょっちゅう男性が来店します。正直、トイレを利用するたびに鍵を渡す制度にしたいくらいです」

コンビニのトイレを使わせてもらう客の立場としても、マナーの悪い客には不快感しかない。今後のコンビニトイレの利用がためらわれる、正直あまり知りたくなかった話だ。

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