友人に「相談したい」と言ったら「飲まないなら行かない」と返されて絶縁した女性

画像はイメージ

結婚や出産のタイミングで友人と疎遠になる女性は多い。ライフステージが変われば、自由に使える時間も変わるし、それまでの関係性も変化していくのだろう。

茨城県の30代後半の女性(教育・保育・公務員・農林水産・その他/年収100万円未満)もその一人のようだ。

「私は20代前半に結婚して子どもが産まれてから、価値観の違いで高校時代の友人と縁を切りました」

女性が絶縁に至るまでの経緯を振り返る。

「義母に子どもを預けて平気で夜遊びしているような人でした」

きっかけは女性が「相談したいことがあるから会おう」と言ったことだった。すると友人は「飲みに行くならいいよ」と返してきたそう。当時、お互い小さい子どもがいた。そこで女性は「子どもと一緒に昼間じゃないと無理だよ」と答えると、友人は「飲まないなら行かない」と譲らなかった。

「普通に遊ぶ誘いなら私は何も思いませんが、『相談があるから』と言った上でそういう返事だったのでもう付き合えないと思ってしまいました」

酒の力を借りるほうが相談しやすいこともある。しかしこの場合、相談を聞く側である友人が酒の席を指定してきたことに、不信感を抱くのも無理もない。以前から、友人に対して思うところもあったようだ。

「その友人は子どもがお腹にいるときもタバコを吸っていたり、産まれてからも義母に子どもを預けて平気で夜遊びしているような人でした」

学生時代の友人は「ただ遊ぶ相手として楽しかった」というが、母親としては付き合いにくい相手だったようだ。

「自分も子どもを持ったとき、価値観があまりにも合わないのでこれ以上付き合うのは無理だと思ってしまいました」

と絶縁に至った心境を打ち明けた。それ以降、「価値観の合う人とだけ」付き合うようにしているそうで、「今はストレスなく会いたい友達にだけ会い、楽に人付き合いができています」と結んだ。確かに、合わない相手と付き合い続けてストレスを抱えるより、新たに合う相手を探す方が賢明だろう。

© 株式会社グローバルウェイ