新発想の焚き火台が優秀すぎる!美しい炎を楽しむための画期的な焚火台6選

焚火台の選び方には収納性や組み立てやすさなど色々あるが、炎の美しさを楽しみたいという人もいるはず。
そこで編集部おすすめの美しい炎を楽しむための焚火台を紹介しよう!

①〈muraco〉スター・トーチ・フィフティ

地上50cm! 熱によるダメージを防ぐ宙に浮いた炎
五角形のマイクロメッシュ製火床を使ったかがり火みたいな焚き火台。火床の高さはなんと50cm。
フレームはmuracoらしいブラックで、夜は目の前に炎が浮かんで見えるのがおもしろい。

ローインパクトでありつつ炎の美しさを愛でられるし、立って焚き火を囲むなんてときもちょうどいい。
5本脚という安定感の高さもポイントだ。

ポールはプッシュボタン式
プッシュボタンで接続するポール(脚)をセンターパーツに通し火床を付けるだけ。プッシュボタンが抜けづらくするのも優秀。

ステンレスメッシュ火床
しなやかで端の処理もきちんとなされたステンレスメッシュ火床を採用。不意に触れて肌を傷める不安を低減している。

美しく正確な切削加工
センターパーツは美しく、ポールを入れる際のぐらつきや引っかかりがない。破損の不安もなく火床さえ交換すれば長く使えそう。

組み立てやすさ ★★★★
コンパクト収納 ★★★★
薪の組み方アレンジ ★★★
調理しやすさ ★

■muraco スター・トーチ・フィフティ
サイズ:38×38×H54cm 収納サイズ:φ10×45cm
重量:1.1kg

➁〈TOKYO CRAFTS〉焚き火台マクライト

炎が美しく見える工夫がいっぱい
軽量焚き火台だが、40cmの薪を難なく受け止められる大きな火床を持ち、ソロでもファミキャンでも扱いやすい。
火床の耐荷重は15kg! 使用後は脚兼用の側板を1枚だけはずして傾ければ、灰だけ滑り落ちる。
片付けも楽ちんだ。火床は一重でかなり地面に近いので焚き火シートはマスト。

熾や灰が舞い上がりにくい
V形の火床とスリット入りの側板が風による舞い上がりを低減。よく燃えるうえチラ見えする炎が美しい。

脚兼側板と火床、ゴトクのみ
半分にたためる広い火床、スピット(ゴトク)、脚兼用の側板2枚のみ。火床の棒に側板を差してから火床にはめ込む。

組み立てやすさ ★★★★★
コンパクト収納 ★★★★★
薪の組み方アレンジ ★★★★★
調理しやすさ ★★★★

■TOKYO CRAFTS 焚き火台マクライト
サイズ:36×40×H32cm 収納サイズ:21×40×H2.5cm
重量:794g

③〈Hang Out〉komorebi

料理も光も楽しむ焚き火台
すき間から漏れるオレンジ色の光を愛でるという新発想の焚き火台だ。
構造は単純で、フレームに灰受け、ロストル、3つのシェードを順番に載せるだけ。
シェードの数と組み合わせ次第で火力調整ができるのも新しい。

本体のシェードが入れ子状に
シェードを入れ子にするので収納時の厚みはわずか7cm。
タフなゴトクを装備しておりダッチオーブン料理にも対応。

すき間から漏れる光に注目
脚にシェードを引っかけているだけなので光が漏れる。照明器具開発の知識から生まれた新しい楽しみだ。
家具メーカーのアウトドアブランドで、担当者は照明器具開発経験者。
アウトドアメーカーにはない発想が新鮮だ。調理しやすいうえ、リラックス効果も大きい。

組み立てやすさ ★★
コンパクト収納 ★★★
薪の組み方アレンジ ★★★★
調理しやすさ ★★★★

■Hang Out komorebi
サイズ:33×23×H27cm 収納サイズ:30×21×H7cm
重量:3kg

④〈AUTEC CAMP〉TRY AND GRILL

美しさと拡張性に注目
美しいデザインと燃焼効率のよさ、組み立てやすさにこだわった焚き火台。
1~3人対応の比較的小型の焚き火台だが、焼き網を取り外せば太い薪をすっぽり収められる。

付属の焼き網も本体の縁も、網を置いたまま薪を操作しやすい形状など使いやすさも◎。
新しく調理用オプションが登場しており、今後の拡張が楽しみなモデルだ。

スリットや穴のあき方にもこだわりあり
耐食性と耐熱変形を考慮したステンレスを採用。風を防ぎつつよく燃えるスリットなど機能美にも注目だ。

三角形の組み合わせで安定感あり
三角のスタンドと火床を組み合わせていて軽さと安定性を両立させている。焼き網は1.5mm厚で歪み知らず。

組み立てやすさ ★★★★★
コンパクト収納 ★★★★
薪の組み方アレンジ ★★★
調理しやすさ ★★★★

■AUTEC CAMP TRY AND GRILL
サイズ:32.1×33.1×H20.3cm 収納サイズ30.2×20.1×H4.1cm
重量:1.8kg

⑤〈FUNC〉ファイヤーピット

2mm厚ステンレス生まれの一生もの
厚さ2cmという薄型収納だが、組み立てれば幅約50cm!
ほとんどの市販の薪をこぼさず受け止めるのだからたまらない。

火床の底のほうはスリットが入っており、燃焼しやすさも配慮されている。
プレートの傾斜に沿って薪を立てかければ炎を大きくできるので豪快な焚き火が好きな人にぴったり。

5枚のプレートは同一サイズ
同じデザイン、サイズできれいに重ねて持ち運べる。大きさのわりにコンパクトに持ち運べ、ソロでも扱いやすい。

美しいプレスラインが高強度を実現
極厚2mmのステンレスにプレスラインを施すことで熱変形を低減。おいそれと割れない一生モノの焚き火台だ。

組み立てやすさ ★★★
コンパクト収納 ★★★★
薪の組み方アレンジ ★★★★
調理しやすさ ★★

■FUNC ファイヤーピット
サイズ:47×45×H22cm 収納サイズ:38×30×H2cm
重量:5kg

⑥〈KICHI〉fire pit

3本脚に3枚のパネルと三角風防をセット
デザインの力で暮らしを豊かにするクリエイティブ集団「セカイクラス」とモノづくりの街・東京大田区で優秀工場に認定された「佐藤工業」がタッグを組んで生まれた焚き火台。

薄型収納と高い燃焼効率、そしてオンリーワンの美しさが自慢。
火床は3面だからパネルの組み立て途中でズレてイラッとしないのも優秀だ。
同形パーツで順番や向きを気にしないでいいのも◎。

3にこだわるシンプル構造
どれもこれもほぼフラットなので収納時の厚さは2cm。
どれが何の役割を持っているかがわかれば特段迷うことはないだろう。

未来的なデザイン
エッジの効いたデザインでどこか未来的。
これが“ゆらぎ”に満ちた自然のなかで映える。焚き火を始めればまた違った表情が楽しい。

安定感のある三角の組み合わせ
本体の四角いパネル3枚と三角風防3枚、三角のロストルとゴトクで構成されており、安定感抜群。
重い広葉樹薪でもビクともしない。

華奢に見えるが耐荷重は30kg
脚が細く、華奢に見えるが耐荷重は約30kgでダッチオーブンや重い薪にも対応する。
くの字に曲がっているのでペグで固定してもいい。

組み立てやすさ ★★★
コンパクト収納 ★★★
薪の組み方アレンジ ★★★★
調理しやすさ ★★★

■KICHI KICHI fire pit
サイズ:35×43.1×H33cm
収納サイズ:32×28×H2cm
重量:1.9kg

出典/ガルヴィ2022年10月号

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