竹内涼真『龍が如く』で桐生一馬役「覚悟をもって」体作り徹底的にこだわる

キービジュアルを間に竹内涼真と武正晴監督

竹内涼真、武正晴監督が4日、都内で行われた、Prime Video 2024『龍が如く~Beyond the Game~』(10月25日配信開始)世界配信決定記者会見に出席した。大ヒット人気ゲーム『龍が如く』の実写ドラマ化。竹内涼真は主人公の桐生一馬を演じる。

自前の着物を身にまとい登場した竹内。昨年5月から約半年かけて撮影。「命を懸けてきたので、やっと配信発表を迎えることができてとても嬉しいです」とこの日を迎え喜びもひとしお。

人気ゲームの実写化ともあってプレッシャーはあったという。「桐生一馬役をやるのであれば、本気で覚悟を決めないといけないと思いました。撮影中は、桐生一馬という役と自分を切り離すことが出来ないくらい役に入りこんでいました」

桐生一馬になるため、体づくりも徹底的に行った。「身体のシルエットは、あるシーンの撮影に身体のピークを持っていくために日々トレーナーと綿密に食事もコントロールしながら頑張りました。でもキツかったっていう感覚ではなくて、いかに自信を持って現場に立てるかという、スリリングで面白い作業でした」。

さらに、桐生一馬のファイトスタイルをつくるために、格闘家・朝倉未来選手に直接連絡し、サポートを受けたという。

武監督は、竹内のキャスティング理由を、「まず頭に浮かんだのが竹内くんでした。理由は、まずデカい。桐生一馬という人を演じるためには、そこにいるだけで存在感がある人が必要だった。そしてこの大きな龍の刺青を入れるための大きな背中と、自分の身体のことと努力の仕方をよく知っていて鍛え上げてくれる人。竹内さんはきっとそれに当てはまるだろうと思ったので、信頼してお願いしました」と明かした。

本作では、1995年と2005年の二つの時間軸が描かれる。竹内は「神室町という舞台で彼らの生き様が生々しくリアルに素敵に描かれていると思います」と自信を見せた。

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