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沖縄県内で活動するプロレス団体「琉球ドラゴンプロレスリング」は9日、台湾東部沖地震の被災者支援のためのチャリティープロレスを那覇空港で開催する。普段使用している36平方メートルのリングを空港内に設置する本格的なイベントで、4日に空港で会見した代表のグルクンマスクさんは「国内外の人を笑顔にし、台湾支援につなげたい」と意気込んだ。
同団体は2013年の結成時から、台湾のプロレス団体と互いに行き来して試合をするなど交流を続けてきた。言語は関係なく楽しめるプロレスを、外国からも多くの観光客が訪れる沖縄の玄関口で開けば「支援の輪も笑顔もボーダーレスに広げられる」と企画した。国内空港でのプロレス開催は初めてという。
イベントは空港2階の首里城復興応援広場で、午後2時開演。入場無料で特製Tシャツを販売し、売り上げの一部を寄付する。
当日は台湾からも2人のレスラーを招待する。来沖する台湾レスラーと同じ屋根の下で苦楽を共にした経験のあるウルトラソーキさんは「台湾の仲間たちを支えたい」と、コブラツイストをかけられながら来場を呼びかけた。(社会部・大野亨恭)