⼭⽥孝之「外道ども!」尾上右近、玉木宏、阿部サダヲらが出演決定!『十一人の賊軍』15秒映像×4

『日本侠客伝』シリーズ、『仁義なき戦い』シリーズなどを手掛け、東映黄金期の礎を築いた脚本家・笠原和夫が1964年に執筆した幻のプロットを60年の時を経て、⽩⽯和彌監督が⼭⽥孝之&仲野太賀のw主演で映画化する『十一人の賊軍』が、11月1日より公開される。このほど、尾上右近、玉木宏、阿部サダヲら追加キャストが発表され、4本の15秒映像とファーストビジュアルが披露された。

▼劇場版15秒予告

⽇本アカデミー賞優秀脚本賞、さらに勲四等瑞宝章を受章している笠原は、脚本を通じてその時代の反骨精神や都合によって変わる正義に抗う⼈物を数多く描き、昭和の映画業界を牽引した。その巨匠が手掛けたプロットを、企画・プロデュースの紀伊宗之と白石和彌監督、脚本の池上純哉たち平成ヤクザ映画の金字塔『孤狼の血』チームが受け継ぎ、令和に新たな集団抗争劇が誕生する。

その一大プロジェクトの主演には現代の日本映画界で双璧をなす超実力派俳優山田孝之と仲野太賀の2名が抜擢され、死と隣り合わせの戦場を我武者羅に駆け抜ける。

劇場版15秒予告では、孤軍奮闘する十一人の様子が垣間見られる映像となっており、吊り橋の上を駆け抜けていく疾走感と壮大なスケール感が本編への期待を膨らませる。山田が言い放つ「外道ども」とは一体誰を指すのか。「WE WON’T LOSE篇」では、彼らの魂の熱さが伝わってくるようなオレンジ色に燃える炎が描かれ、バタバタと人が倒れていく様子が戦場の過酷さを表している。「くたばりやがれ篇」では、獅子の如く咆哮する山田が印象的であり、また決死の覚悟で敵に挑む仲野の姿が映し出される。物見櫓から睨む十一人の視線の先にはどんな敵が待っているのだろうか。そして「ぶっ殺してやる篇」は、十一人中唯一の女性である鞘師が力の限り叫ぶ様子が映し出され、燃え盛る導火線の先には何があるのか興味をそそり、本編の重要なシーンになる予感がする。

▼「WE WON’T LOSE篇」

▼「くたばりやがれ篇」

▼「ぶっ殺してやる篇」

主演2名の役柄も判明。山田孝之は女房を寝取られた怒りから新発田藩士を殺害し罪人となり、砦を守り抜けば無罪放免の条件で決死隊として戦場に駆り出される駕籠屋の男を演じ、仲野太賀は新発田の地を守るために罪人たちと共に戦場に身を置く剣術道場の道場主を演じる。立場の違う2人を軸に、戊辰戦争のさなか旧幕府軍VS新政府軍の戦いに巻き込まれていく人々の葛藤を集団抗争劇として描いていく。

追加キャストは、一筋縄ではいかない罪人集団として尾上右近、鞘師里保、佐久本宝、千原せいじ、岡山天音、松浦祐也、⼀ノ瀬颯、小柳亮太、本山力の9名が集結、罪人として囚われていた彼らが決死隊として集められ、どのように運命に抗っていくのか、今後の展開に期待が高まる。そして罪人たちの運命と深く関わりを持つ登場人物として野村周平、音尾琢真、玉木宏、阿部サダヲたちの出演も明らかになった。

菩薩とそれを守る龍の刺青が大きく彫られた山田孝之の背中が目を引くビジュアルは、嵐の前の静けさの如く曇天の空が不穏な空気を放っている。11人の賊たちが、理不尽な現実に翻弄されていくであろう戦場に赴く後ろ姿からは、それぞれの内なる熱量と覚悟が描かれ、激しい死闘が繰り広げられる予感がビジュアル全体から伝わってくる。

『⼗⼀⼈の賊軍』
2024年11月1日(金)全国公開
監督:⽩⽯和彌
企画・プロデュース:紀伊宗之
原案:笠原和夫
脚本:池上純哉
出演:⼭⽥孝之 仲野太賀 尾上右近 鞘師里保 佐久本宝 千原せいじ 岡山天音 松浦祐也 一ノ瀬颯 小柳亮太 本山力 野村周平 音尾琢真 玉木宏 阿部サダヲ
配給:東映

©2024「⼗⼀⼈の賊軍」製作委員会

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