高校生ら安全運転呼びかけ 茨城・城里

ポケットティッシュを配って交通マナー向上を呼びかける県立桜ノ牧高常北校の生徒=城里町石塚

茨城県城里町の県立水戸桜ノ牧高常北校(秋山克巳校長)の「さわやかマナーアップキャンペーン」が4日、同町石塚の県道交差点で実施された。生徒会役員や地域住民がポケットティッシュなど200セットを通勤途中のドライバーらに配布し、交通マナー向上を呼びかけた。

キャンペーンは、生徒の規範意識や社会性を高めようと毎年実施。この日は生徒会役員10人をはじめ、町立常北中の生徒や笠間署、交通安全団体など計約60人が参加した。配布したティッシュには生徒が考案した標語「信号無視 起きてからでは 無視できない」「気をつけろ いつもの道に 危険あり」を印刷した紙を同封した。

生徒会長の2年、吉田百莉奈(ゆりな)さん(16)は「(運転手に)声をかけ、ティッシュを受け取ってもらえたのが、とてもうれしかった」と話した。

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