「海外FXで儲けたかった」勤務先から横領疑いで逮捕の男 県警が約2億1000万円の被害裏付け

勤務先の会社から金を横領した疑いで2024年2月に逮捕した男について、県警はおよそ2億1000万円の被害を裏付け、捜査を終了しました。

灘警察署

業務上横領の疑いで逮捕された兵庫県明石市の無職の男(47)は、2023年1月から12月にかけ、当時勤めていた神戸市の自動車販売会社で、82回にわたり、インターネットバンキングを使って、会社が管理する口座から自分名義の口座に合わせておよそ2億1000万円を振込み横領した疑いが持たれています。

警察によりますと、男は会社の経理を1人で担当していたということで、「海外FXで儲けようと思っていた」と容疑を認めているということです。

不正な入金に気が付いた会社が2024年1月に警察に告訴していて、男は2月におよそ520万円を横領した疑いで逮捕されていました。

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