ダンスで楽しく国際交流 龍郷町芦徳=CIRのローズさんが企画

ダンスと音楽を楽しむ国際交流イベントが25日、鹿児島県龍郷町芦徳(あしとく)のカフェ「BSB」であった。奄美大島在住の外国人や地域住民、観光客ら約20人が訪れ、ラテン音楽などの軽快なリズムに合わせて踊り、にぎやかに交流を広げた。

奄美市の国際交流員(CIR)、「ローズさん」ことレベッカ・ローズジーン・クレーグさん(25)がイベントを企画し初開催。ローズさんの元同僚の森・ソリ・学美さん=龍郷町芦徳=が、夫が営むカフェを会場として提供した。

イベントではダンスレッスンがあり、大学時代に学生ダンスチームに所属していたというローズさんと、奄美市の外国語指導助手(ALT)、「メグさん」ことメーガン・ペレイさん(24)の2人が講師を務めた。

参加者らはまず、2人1組になり「ルンバ」の基礎ステップを練習。ローズさんの動きをまねて優雅な舞を繰り広げた。次に「サルサ」にも挑戦。軽快な音楽に合わせて、メグさんと一緒に情熱的なラテンのリズムを楽しんだ。

東京から来島し同町に3カ月滞在している小林結子さん(59)は、「ラテン音楽が好き。こんなパーティーがあるなんて楽しい」と笑顔。

ローズさんは「人に教えるのは久しぶりだったが、皆さんとても上手に踊っていた」、森さんは「いろんな人が集まり楽しむ場をつくることができた」と喜んだ。

参加者らがダンスや音楽で親睦を深めた国際交流イベント=25日、龍郷町芦徳

© 株式会社南日本放送