筑西の沿線写真39点 市内3鉄道と四季 交流センターで展示 茨城

筑西市内を走る鉄道と四季の風景を撮影した写真展=筑西市丙

茨城県筑西市内を走る関東鉄道常総線、JR水戸線、真岡鉄道真岡線の沿線風景をテーマにした「第1回三鉄沿線の四季景観フォトコンテスト」(NPO法人梨想の会主催)の作品が、筑西市丙のしもだて地域交流センター「アルテリオ」で展示されている。桜や田園風景、雪景色など、四季折々の風景と鉄道を組み合わせた力作39点が紹介されている。15日まで。

作品は、施設内の喫茶店「カフェブリーズ」に展示されている。2日、同所で表彰式があり、作品を審査した各鉄道会社の関係者や須藤茂筑西市長などから入選者10人に表彰状が手渡された。同法人によると、昨年7月から今年4月までに撮影した写真を募集し、市内外から122点の応募があったという。展示では、入選作品と合わせ、地元写真館が選んだ作品を並べた。

表彰式で森寛樹会長は「三鉄道の沿線地域の素晴らしい風景を皆さんに知っていただき、各鉄道の利用客が増えたらうれしい」と話した。会期終了後は、公民館などの市内公共施設で巡回展を検討しているという。

入選者は以下の通り。(敬称略)▽筑西市長賞 告耕二▽市観光協会長賞 松井優香▽東日本旅客鉄道水戸線賞 高橋義泰▽関東鉄道賞 吉沢登▽真岡鉄道賞 渡辺清▽NPO梨想の会長賞 酒井永▽入選 石嶋智雄、小野塚孝、野口初夫、野沢昇

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