『アベンジャーズ』第5弾、登場キャラは60人以上!新監督候補に『デッドプール&ウルヴァリン』ショーン・レヴィ

画像は前作『アベンジャーズ/エンドゲーム』より - Walt Disney Studios Motion Pictures / Photofest / ゲッティ イメージズ

映画『アベンジャーズ』シリーズ第5弾は、60人以上のキャラクターが登場する壮大な作品になると、Deadlineが独占で報じた。また、新監督候補として、『デッドプール&ウルヴァリン』(7月26日日米同時公開)を手がけたショーン・レヴィの名前が浮上している。

次回作は、もともと『アベンジャーズ:ザ・カーン・ダイナスティ(原題) / Avengers: The Kang Dynasty』というタイトルが付けられていた。しかし、悪役となるはずだった征服者カーン役のジョナサン・メジャースが、交際相手へのDVで有罪判決を受けてMCUをクビになり、あわせてタイトルも消滅してしまった。当初メガホンを取る予定だったデスティン・ダニエル・クレットン監督(『シャン・チー/テン・リングスの伝説』)も、他のMCU企画に集中するために離脱している。

同サイトによると、レヴィ監督とマーベルの交渉は初期段階で、脚本家のマイケル・ウォルドロンが執筆した最新版の脚本を受け取ったとのこと。The Hollywood Reporter の情報筋によれば、マーベルは3月中旬ごろ、レヴィ監督に契約を打診したものの、レヴィ監督はスケジュールの都合で一度断ったという。マーベルはレヴィ監督の回答を待ちつつ、同時進行で他の監督にも接触している。

また、Deadlineの情報筋は映画のスケールにも言及。MCUで活躍する60人以上のキャラクターが登場し、マーク・ラファロ(ハルク役)、クリス・ヘムズワース(ソー役)、ベネディクト・カンバーバッチ(ドクター・ストレンジ役)、トム・ヒドルストン(ロキ役)、シム・リウ(シャン・チー役)、カレン・ギラン(ネビュラ役)といったお馴染みの俳優が続投する見込み。また、初期メンバーを中心に物語が進んだ前4作とは異なり、第5弾は全てのキャラクターに平等な登場時間が与えられるアンサンブル作品になるという。

『アベンジャーズ』第5弾は2026年5月1日全米公開予定。その続編となる第6弾『アベンジャーズ:シークレット・ウォーズ(原題) / Avengers: Secret Wars』は2027年5月7日に全米公開される。(編集部・倉本拓弥)

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