捨てられない写真を無料で供養 鶴見区の写真館で6月23日まで受付 横浜市鶴見区

以前の写真供養の様子=提供

捨てられずに困っている写真を集めて供養する取組みを、鶴見区馬場の写真館・セントラルスタジオが行っている。同店では現在、写真を募集している。

この写真供養は、以前から石川県で行われていたもの。2020年から川崎市写真師会が実施し、2年前から神奈川県写真師会が協力する。

昨年は全部で約1万4000枚の写真と90冊のアルバムが集まった。風景や人物などが映った写真はもちろん、いわゆる「心霊写真」といった類も受け付ける。集まった写真は川崎市高津区の養周院で焚き上げて供養する。

同店の藤井大輔さんは「古くても大切な写真は、なかなか捨てられない人も多いのでは。最後まで責任もって供養するので、安心してお任せいただければ」と話している。

A4で50枚以下無料

対象となるのは紙焼きの写真。データやフイルム、額縁、パネルなどは対象外。受付は6月23日まで。事前連絡の上、同店に持参するか、郵送で申し込みを。火・水曜日定休。A4サイズ以下50枚までは無料(追加50枚につき1000円、アルバムは1冊2000円)。予約、問い合わせは同店【電話】045・582・0512。

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