まるでSF映画に登場しそう 「立ち寝」できる仮眠用の箱 保育現場の環境改善に

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三重県桑名市の保育所で4日『立ち寝』ができるという仮眠用の箱がお披露目されました。果たして、どんなものでしょうか。

4日、三重県桑名市の長島中部保育所でお披露目されたのは、立ったまま仮眠ができるという「giraffenap」です。 クッションなどが配置され「頭と腕」「お尻」「すね」「足の裏」を支えます。空気清浄機や扇風機もついていて、充電に使えるコンセントも。高さ調節も可能で、居心地は抜群です。 なにより特徴的なのは、そのデザイン。外から見た姿は、まるでSF映画に登場しそうです。 開発した北海道の企業は―― 「疲労を解消する一助となるなら、非常に我々としても光栄」(広葉樹合板 山口裕也 代表取締役)

「企業版ふるさと納税」の仕組みを使い寄贈

元気いっぱいの子どもたちと向き合う保育士の仕事は、体力面ではとても過酷。 今回は桑名市からの問い合わせをきっかけに、市の子育て政策の熱心さに共感した開発企業が「企業版ふるさと納税」の仕組みを使って寄贈をしました。 さっそく、保育士が体験することに使い心地は…? 「立っているというより、シートが体を支えてくれるので浮いているような感じで、すごくリラックスして寝られるかなって思います」(保育士) 「立ち寝」ができることに期待の声も。 「体を動かしたり、すごい子供が安全に過ごせるように、ちょっと気を張っていたりする部分もあるので、こういう空間があるのは、すごく素敵だなって思います」(保育士) 想定使用時間は1回あたり20分。立ち寝で短時間の仮眠にとどめることで、適度にリフレッシュすることが狙いだといいます。 「さっと睡眠を取ってリフレッシュして、仕事に復帰してもらえるような使い方をどんどんできるような世の中になってもらえればと思う」(山口裕也 代表取締役)

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