瀬戸康史のホラー顔怪演がトレンド入り沸騰 「演技力オバケ」めるる主演『くるり』での恐怖演技に称賛の声

“めるる”こと生見愛瑠、瀬戸康史(C)ピンズバNEWS

6月4日、“めるる”こと生見愛瑠(22)が主演し、瀬戸康史(36)がお相手役の連続ドラマ『くるり〜誰が私と恋をした?〜』(TBS系/火曜夜10時~)の第9話が放送された。

『くる恋』は、階段から転落して記憶喪失になった主人公・緒方まこと(生見)とその元カレ、唯一の男友達、運命の相手を自称する3人の男性の物語。瀬戸が演じているのは、まことの“自称”元カレで花屋を営んでいる西公太郎だ。

そんなドラマの第9話のラスト、瀬戸が見せた衝撃的な演技のおかげで、彼の名前がX(旧ツイッター)のトレンド入りするほど話題沸騰となっている――。

【※以下、『くる恋』第9話までのネタバレを含みます】

まこと(生身)は記憶喪失後の交流を経て、“元カレ”の公太郎(瀬戸)があらためて好きになった。そして第9話終盤に2人はついにキスをした。「記憶があってもなくても(俺は)いるから」「忘れてる誰かを傷つけてたとしたら、俺も一緒に傷つけてるから。まこと一人のせいじゃない」と優しい言葉で励ましてからのキス――非常にロマンチックなシーンだったのだが、

「キスが引き金となって、まことは“本当の元カレ”の記憶がよみがえったんです。混乱しながら家に帰ったまことは、去年のクリスマスまでの記憶をすべて取り戻し、実際は違う男性と交際していたことを思い出した。公太郎がまことの“元カレ”だというのは真っ赤なウソだった可能性が出てきたんです」(テレビ誌編集者)

主人公のまことは何が本当なのか分からなくなってしまい、自宅で愕然としていたが、ラストはそんなまことの自宅を公太郎が訪問。そして公太郎は、これまでの温厚な雰囲気が微塵もない、非常に怖くて不気味な表情を浮かべている――という意味深なシーンで終了した。

ラブコメが一転して、恐怖映画のワンシーンようになった瀬戸の怪演にXは沸騰。

《瀬戸康史の演技がうますぎるあんっなにデートシーンでキラッキラだったしキスシーンもいい感じだったのに最後の最後で初めて公太郎さんのこと怖いって思っちゃったほんとに怖かった》
《分かってるよ瀬戸康史は優しそうで実は怖い人でしたみたいなパターン合うもんな分かるよでも本命であれよ》
《瀬戸康史さん顔面甘々ハニーフェイスなのに演技力オバケだから本当こういう役やらせたら右に出る者はいないよ》
《ドアの前に立つ表情が怖すぎて突然のホラー急展開で瀬戸康史さすが演技うまぁ…ってなってる…》

といった声が多く寄せられているのだ。

■瀬戸が過去に見せた豹変演技を思い出す声も

「瀬戸さんは『くる恋』の第6話で学ラン姿を披露した際、35歳(※撮影当時)でありながら“違和感ない”“まだイケる”と評判になるほどの童顔イケメンで、それでいて大人の色気もある俳優ですよね。

そして、今回の第9話の感想にも多く寄せられているように、“いい人だけど実は……”という恐怖演技が非常にハマる。今回の演技で瀬戸さんの過去作に言及する視聴者も多いですね」(前出のテレビ誌編集者)

瀬戸は清原果耶(22)主演の連続ドラマ『霊媒探偵・城塚翡翠』(日本テレビ系/22年10月期)に、清原演じる探偵をサポートする紳士的な作家役で第1話から登場していた。しかし、その正体は女性をターゲットにした連続殺人事件の凶悪犯だったことが第5話で発覚。瀬戸演じる真犯人が開き直って主人公を殺そうとする豹変ぶりが、当時話題となったのだ。

また、長澤まさみ(37)主演の映画『コンフィデンスマンJP 英雄篇』(2022)で瀬戸はインターポールの捜査官・マルセル真梨邑を演じていたが、こちらも終盤で発覚した裏の「悪い笑み」が観客の度肝を抜いた。

『くる恋』の不穏な展開を受けて、これまで瀬戸が見せてきた豹変を思い出す声も多く、

《瀬戸康史さんそもそも城塚翡翠の件あるからなぁ…笑 ちょっと怖い笑》
《思えばコンフィデンスマンの時も瀬戸康史最後の最後に悪役で終わったな、、》
《キスシーンにひゃっってなった数分後にピンポンして開いたドア越しの顔怖くてひゃっが瞬時に消え去ったw瀬戸くん凄いよ…城塚翡翠のとき思い出した…》

といった声も多く寄せられているのだ。

「『くる恋』の作風、これまでの描写から瀬戸演じる公太郎はそこまで極悪人ではないと考えられます。ただ、これまでもこういった恐怖演技に定評がある瀬戸さんをわざわざ起用しているわけですから、これからのクライマックスに向けて、驚きの大波乱展開もあるかもしれませんね」(前同)

タイトル通り、各登場人物の見方が“くるり”と変わる展開が続く『くるり〜誰が私と恋をした?〜』。次回、瀬戸はさらに怖ろしい顔を見せてくれるのかもしれない――。

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