Oculus創業メンバーの新事業は、まさかの『ゲームボーイカラー』互換機 テトリスとセット販売

VRデバイスの普及期として知られる「Quest 2」は、Meta社開発部門の前身であるOculus VR社が開発した製品だ。そんなOculusの創業者メンバーの1人であるパルマー・ラッキー氏が、ModRetroから『ゲームボーイカラー』の互換機『Chromatic』を発表した。

同製品はアメリカでゲームの販売をおこなう大手小売チェーン・GameStopとの独占販売契約を結んでおり、『ゲームボーイカラー』の色味・サイズ・ピクセル数を再現したLCDディスプレイなど、オリジナル版へリスペクトを払いつつ制作されたようだ(くわえて、それが経営的には非合理的であることも明かしている)。

それでいて画面スクリーンにはサファイアガラスを使用したり、24時間持続するバッテリーを搭載したりと、古き良き『ゲームボーイカラー』の特徴を再現しつつ、扱いやすくするという工夫がされている。

なお、本製品は『TETRIS』とのセットで31,400円(税込みで35,330円ほど)で予約受付を開始している。日本への発送には追加で送料なども発生するため、トータル価格を考えるといささか高額な商品だ。しかし、レトロゲーマーにとっては“あの頃の感覚”で「ゲームボーイ」タイトルをプレイできる貴重なデバイスになるかもしれない。興味のある方は公式WEBサイトをチェックしてみてほしい。

(文=リアルサウンドテック編集部)

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