【虎に翼】岩田剛典の再登場にNHK鈴木奈穂子アナ「本当ですか…」 SNSでも話題沸騰

岩田剛典

5日のNHK連続テレビ小説「虎に翼」で、寅子(伊藤沙莉)の前に明律大時代のクラスメートだった裁判官の花岡(岩田剛典)が再登場。ネット上をざわつかせた。

司法省で民法改正に折り組む寅子だが、思うように意見が言えず、気が晴れない。公園のベンチに座り、戦争で失った夫の優三(仲野太賀)の思い出が頭をよぎった後、目の前にいた花岡から声をかけられた。2人が同じベンチで肩を並べたところで放送が終わった。

花岡は戦前、新人判事として佐賀地裁に赴任。寅子とは交際していなかったが、双方がひそかに思いを寄せる様子をうかがわせた。寅子が弁護士になった後、2人は東京で出くわす。花岡は婚約者を伴っており、寅子は傷心の人となった。この放送があった5月15日を最後に、花岡は消えていた。

再登場に、後番組「あさイチ」では「花岡さん登場しましたね」(博多大吉)、「本物ですか…?」(鈴木奈穂子アナウンサー)と話題に。視聴者のSNS投稿では「待ってました」「生きていた」「うれしい」と喜びの声が上がった。

花岡を演じる岩田は、TBS系日曜劇場「アンチヒーロー」で〝無罪になった殺人犯〟緋山を演じている。緋山は1、2話に登場後、5月12日の第5話でラストに突然姿を見せて視聴者を驚がくさせた。最終話が近づく現在、物語の核心をなすエピソードでカギを握る人物となっている。

日曜劇場に朝ドラと、局の看板となる番組枠の作品で〝復活〟が続く岩田。SNSでは「再登場の男」とのフレーズもつけられた。

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