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俳優の平泉成(80)が5日、フジテレビ系「ぽかぽか」に出演。北野武監督の「その男、凶暴につき」に出演した際のエピソードを告白した。
トークコーナーでさまざまな映画作品に出演した実績を紹介された平泉は、北野監督の印象や記憶に残る演出はあるのかと質問された。
平泉は「あの時の武さんは私生活で1回も会ったことのない方で」と説明。「テレビでものすごく売れてて、たけし軍団がウワっといて、そういう感じで現場に来るのかなと思っていたら、誰一人軍団はついて来なくて。テレビで見ている武さんのイメージとは全然違った」と告白すると、「さらっと始まってさらっと終わっていく。結構早く終わってね。あんまり(演出等は)おっしゃらない人でしたけど、でもまあ言われた通りにやるしかないなと」と監督としての印象も明かした。
その上で平泉は、自身の役が死亡したシーンについて言及。「橋げたに首吊って死んでますって、僕らは遠くから狙うんで現場にはいませんと遠い方に皆行っちゃって。私ひとり橋げたにぶら下がって残されたんです」と撮影中の状況を解説。「船がポンポンポンポン横を通っていくから、ビックリするんだろうなと思ったら自然に通っていくんですよ」と地域の住民からも無視されていたことを振り返った。
その上でMC陣から通報されなかったのかと質問されると、「警察も来ましたけどね、何やってるんだって。武さんは向こうへお逃げになって」と放置されていたことを明かした平泉。「(警察が)いなくなってから『弁当の時間ですけど成さん食べる?』って言われて。このまま(吊られている状態)だから食べようがないじゃないかと。そんなのが思い出に残ってますけどね」と回顧し、出演者の笑いを誘っていた。