松井裕樹、1アウトも取れず3失点喫し2戦連続の黒星 パドレスは3戦連続逆転負けで貯金消滅

○ エンゼルス 4-2 パドレス ●
<現地時間6月4日 エンゼル・スタジアム>

サンディエゴ・パドレスが3試合連続の逆転負け。リリーフ登板した松井裕樹投手(28)は3失点を喫し敗戦投手となった。

1対1の同点で迎えた7回裏、2番手として松井が登板。先頭のカルフーンに四球を与えると、5番オホッピーの打ち取った遊ゴロが内野安打となり無死一、二塁。続くアデルには制球定まらず、ストレートの四球を与え、無死満塁のピンチを招いたところで無念の降板。3番手エニエル・デロスサントスが7番ネトに勝ち越しの2点適時二塁打を浴び、さらに暴投で失点。3失点全てが松井に記録された。

パドレスは8回表に1点を返すも、反撃及ばず3連敗。今カードの負け越しが決まり、貯金が消滅。MLBデビュー戦となった先発アダム・メイザーが6回1失点と好投したが、援護に恵まれず初勝利はお預けとなった。

この試合の松井は打者3人に対して1安打、2四球を許し、1アウトも取れず降板。後続投手により3失点が記録され、2試合連続の黒星。7戦連続無失点の好投で5月を終えたが、6月に入ってから2戦続けての炎上。今季成績は3勝2敗、防御率4.97となっている。

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