八王子の昭和史さぐる 15日・29日に連続講座 八王子市

昨年の連続講座

新しい資料や視点から八王子に関わる近代史について学ぶ連続講座「八王子の昭和史をさぐる」が、6月15日(土)と29日(土)に東町の八王子市生涯学習センター(クリエイトホール)11階視聴覚室で開かれる。いずれも午後2時から4時まで。

八王子・昭和史の会(齊藤勉代表)主催。同会は昭和期の八王子の歴史的事象を記録し、後世に伝えることを目的に昨年4月に発足。連続講座や隔月の学習会を開いている。

田町遊郭や戦争画を検証

第1回(15日)は「田町遊郭の大正・昭和史」と題し、市内田町にあった田町遊郭の成立から1958年の廃業、田町旅館街への転業からその営業終了までを追う。新たに発見した資料を踏まえ、大正・昭和期を中心に語る。

第2回(29日)は「小島善太郎の戦争画『軍旗先進の図』をめぐって」がテーマ。大正・昭和期の洋画家で八王子にも住んだ小島善太郎が描いた唯一の戦争画について、絵が描かれた理由や時代背景を明らかにする。

受講料各回500円(大学生300円、高校生以下無料)。申込み不要、直接会場へ。問合せは井上さん【携帯電話】090・8085・1698。

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