MLBが野球賭博関与5選手への処分を発表 パドレス所属の若手内野手が永久追放、他4選手には1年間の出場停止

◆ 野球賭博関与の5選手に処分

現地時間4日、MLB機構はスポーツ賭博規定に違反した5選手に対して処分を科したことを発表。パドレス所属のトゥクピタ・マルカノ内野手(24)に永久資格停止処分、その他4選手には1年間の出場停止処分を下した。

マルカノは2022年から2023年にかけて計387件の野球賭博を行い、うち231件がMLBに、25件は当時所属していたパイレーツに関与したものであることが判明。MLB25人枠に入っている際に所属チームを賭博の対象としたため、永久追放処分が下された。なお、当時マルカノは負傷者リストに入っており、該当試合への出場は無し。昨季終了後にパドレスへ加入して以降も負傷者リストで過ごし、今季はメジャー、マイナーともにプレーすることはなかった。

さらに、アスレチックス所属のマイケル・ケリー投手、パドレス傘下所属のジェイ・グルーム投手、フィリーズ傘下所属のホセ・ロドリゲス内野手、ダイヤモンドバックス傘下所属のアンドリュー・サールフランク投手の4選手も野球賭博への関与が判明。ただ、4選手は自身の所属先ではない他チームへの賭博だったため、マルカノとは異なり1年間の出場停止という処分。今季ケリーはメジャー28試合、サールフランクは同2試合に登板していた。

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